しもすわ肛門胃腸内科クリニック

主な疾患

大腸内視鏡で
わかる病気

虚血性腸炎

何らかの原因で大腸に向かう血管の血流障害が起こることにより大腸の粘膜が障害される疾患です。

突然腹痛を伴う下痢をきたし、次第に血便になるというのが典型的な症状です。高血圧や糖尿病、脂質異常症など動脈硬化を引き起こすような基礎疾患をもつ方に発症しやすいとされています。また、便秘により腸管内の圧力が高くなったり、強くいきんだ際に腹圧がかかることで大腸粘膜への血流が低下することも原因となります。

たいていは腸管を安静にすることで症状は改善しますが、腸管が壊死したり、強い炎症の影響で狭くなってしまった場合には手術が必要となることもあります。

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