診療案内
腹部超音波検査
腹部に超音波検査用ゼリーを塗り、探触子(プローブ)を用いて高い周波数の超音波を腹部にあて、腹部臓器の状態を調べる検査です。おもに肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、大血管の様子を観察することができます。
X線やCTなどと違い、被爆もなく安全な検査です。短時間で非常に多くの情報をリアルタイムに得ることができるので、有効な検査です。痛みもなく検査時間は10分程度です。
毎年受診することで、脂肪肝などの生活習慣から起こりうる所見の変化を観察することも可能です。必要に応じ緊急での検査も行います。
超音波検査でわかる病気
- 肝臓:脂肪肝、肝嚢胞、肝炎、肝硬変、肝細胞がん
- 胆のう:胆石、胆のうがん、胆のう腺筋症
- 胆管:総胆管結石、胆管がん
- 膵臓:膵炎、膵石、膵嚢胞、膵がん
- 腎臓:腎結石、腎嚢胞、腎腫瘍
- 脾臓:脾腫、副脾
- 膀胱:膀胱結石、膀胱がん
- 前立腺:前立腺肥大、前立腺がん
超音波検査は皮下脂肪、腸管内ガスの量によっては正確な診断ができない場合もあります。必要に応じてCT・MRIなどの検査をしたほうがよいと判断される場合には、精密検査が可能な病院との連携をとり紹介させていただきます。
超音波検査の流れ
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1.検査前日
21時までに夕食を済ませてください。水・お茶・スポーツドリンクは飲んでいただいて結構です。寝る前の薬も服用していただいて構いません。
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2.検査当日
朝食は摂らないでください。水は飲んでいただいて結構です。予約時間にの15分前にはご来院ください。
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3.検査
検査時はベッドの上で仰向けになりお腹を出していただきます。特に痛みもなく10分ほどで終わります。検査後に結果をお伝えいたします。
検査費用
1割負担 | 3割負担 | |
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腹部超音波検査 | 約550円 | 約1,600円 |