しもすわ肛門胃腸内科クリニック

主な疾患

大腸内視鏡で
わかる病気

大腸憩室症

大腸には細かな血管が壁を貫くように走行しており、血管貫通部は圧力に弱いと言われています。欧米型の食生活で食物繊維の摂取が低下し、糞便量が少なくなった結果、糞便を送り出すために腸管運動が過度に亢進し、腸管内圧が高まります。圧に耐えられなくなった血管貫通部は外に膨らみ憩室が形成されます。大半は無症状のまま経過しますが、この部分で炎症が起こることを憩室炎と言って腹痛や発熱などの症状が現れます。また、憩室内部の血管から出血することを憩室出血と言い、かなり多量の下血が起こります。

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