お知らせ
大腸検査を受けてみませんか?麻酔での検査も行っております。
この20年で大腸がんによる死亡数は1.5倍に拡大しており、女性のがんによる部位別死亡数の第1位となっております。生活習慣の欧米化が関与していると考えられており、赤身肉や加工肉の摂取の増加、繊維質摂取の低下、乳製品などの動物性脂肪摂取の増加などによりがんのリスクが増加します。その他にも過度の飲酒や喫煙、運動不足や肥満が発症リスクに大きく関係しているといわれています。これらの生活習慣の改善が発症予防には大切ですが、早期発見・早期治療のためには的確な検査を受けることが重要です。
気をつけていただきたいのは、おしりから出血した際に「痔の出血だろう」とご自身で決めつけないでいただきたいということです。当院は肛門診療と内視鏡検査の両方を専門としており、痔に対しても適切に診断、治療を行ってまいりますので、ちょっとした症状でも一度受診していただくことをおすすめいたします。
大腸がんは早期に発見することができればかなりの高確率で完治が望める病気ですので、40歳を超えたら一度大腸内視鏡検査を受けてみましょう。当院では痛みや苦痛に配慮した検査を行っており、検査自体は通常10分~15分程度で終わりますが、検査に対して不安な方や、以前受けた際につらかったといった方に対しては鎮静剤(麻酔)を使用した検査も検討致しますのでご相談ください。
2023.04.04